道徳職業講演会(中2)

  職業教育の一環として中学2年生を対象に、様々な職業の方をお招きして、講演をしていただきました。生徒も集中して聞いており、それぞれが将来の自分を思い描く時間になりました。

 10月21日(木)道徳の授業に関東信越国税局(川越税務署)の税務広報広聴官、関矢信一様をお迎えして職業講演会を実施しました。「考えよう 私たちの未来のために」という本校のためのスライドを用意していただき、「国税に関する組織の概要」を「国税局ってどんなところ?」「税務署は何をしているの?」と具体的に説明をしていただきました。                               また「税のしくみ」について生徒にクイズ形式で質問をしながら話を進めて下さり、みんな一生懸命考えて手を挙げていました。「りっぱな社会人になってください」というエールをいただき、講演会を終了しました。忙しい中ご来校いただきました関矢様、本当にありがとうございました。

   

10月28日(木)道徳の授業に、本校の保護者でいらっしゃる製薬会社ご勤務の西川正通様をお迎えして職業講演会を実施しました。本校のためにスライドを用意していただき、医薬品の種類や薬剤師等について、またこれからの季節で心配されるインフルエンザについてお話し下さいました。                    講演会の開口一番、大きな声でご挨拶がありました。営業は挨拶が一番と最初に教えられるそうです。生徒に問いかけたりテレビのCMを取り入れたスライドを使ったり、薬の知識を身近に感じられるように工夫して講演して下さいました。インフルエンザのワクチンを作るのには半年ぐらいかかり、毎年ウイルスの型も変わるので感染予防には十分気をつけてほしいということです。製薬会社はどこもグローバル化を展開中なので英語が大切であることを強調してお話し下さいました。お忙しい中ご来校いただきました西川様、本当にありがとうございました。

 

11月4日(木)道徳の授業に、本校の行事でお世話になっている株式会社JTB首都圏川越支店・支店長板倉様をお迎えして職業講演会を実施しました。最初のスライドには、みんなで行ったスキー実習、富岡製糸工場が映りました。懐かしくて生徒からは歓声があがりました。板倉様は小、中学校時代短距離の選手で12秒5のタイムを持っていらっしゃるそうです。大学時代は山岳部に所属し、自然や旅行が好きということからJTBを志望されたそうです。講演会では旅行に関する「おもしろ数値」をいくつか出して下さり、まめ知識が増えました。JTBは1912年創業の日本で一番古い旅行業者で、文系大学生の人気bPの企業です。                        板倉様からは知識の宝庫である新聞や本を読むことや、一つのことをやり遂げることの大切さを伝えていただきました。就職の時に試される「人間力」についても解説してくださいました。講演会の最後は司馬遼太郎の「二十一世紀に生きる君たちへ」の一節の朗読で締めくくられました。お忙しい中ご来校いただきました板倉様、本当にありがとうございました。また修学旅行でお世話になります。