横田先輩は埼玉医科大学医学部医学科の2年生です。横田先輩は中学時代にはバトン部、高校時代は調理部に所属していました。中学受験は繰り上げ合格で中1の成績は170人中130番ぐらいでしたが、学校の勉強は授業中にすべて理解する、授業中にわからないところは休み時間に先生のところに質問に行くといった努力によって、次第に順位が上がっていったそうです。高校になると授業がいきなり難しくなったと感じ、本格的に勉強に取り組み予習復習を毎日やり宿題もどんなに多くても終わらせ、わからないものを次の日に持ち込まないようにしたようです。横田先輩は6年間遅刻早退欠席0で、体調管理がどれだけ重要かということも示してくれました。医学部医学科は医師を養成するための6年制の学科です。この学科に進学すると医師以外の職業を選べません。同級生は年齢もまちまちで再受験で入学した社会人の方もいる特殊な学科ですが、1学年100人のみで、団結力もあり全員とても仲が良いそうです。授業は月曜日から金曜日まで1時間目から5時間目まで毎日あり高校時代と変わりません。しかし授業は充実していて負担には感じないと言っていました。2年前期で解剖実習もあり授業中に動けなくなった人や泣き出す人もいるほど、医学科の勉強はとても辛く難しいものですが、仲間同士お互いに質問し、助け合って、ヒトを救うために一生懸命学んでいるそうです。
最後にみなさんへのメッセージですが、大学のオープンキャンパスやイベントに参加して今のうちから情報を多く集めて下さい。選択肢を増やし、目標を高く設定することで頑張ることができます。大きな目標を立ててそれに向けて小さい目標からこなしていくことで力がつきます。大学研究を沢山してがんばってください、ということです。 |